最近、レンダリングを実行していた際に
「レンダージョブ”1″は失敗しました。現在のクリップを処理できませんでした。」
というエラーが出て苦労したのでその備忘録として記事に残しておきます。
目次
「レンダージョブ”1″は失敗しました。」の原因と対策
今回、私が遭遇したのはアドオンとして追加していたバルーンテキストが何故か?おかしくなって元々挿入していた箇所が黒塗り状態になっていました。但し、黒塗りになってしまっていることには最初気づかずとりあえず出力したかったので、
以下の設定を行い、無理やり出力できるようにしました。
「環境設定>ユーザー>ユーザーインターフェース設定」の「処理できないフレームクリップがある場合にレンダリングを停止」のチェックを外すことで無理やり出力することができました。
出力することで悪い箇所の発見にも繋がります。
バルーンテキストに関しては一度消したりして再度挿入しても同じ現象で結局そのテキスト以外を利用しました。
使えなくなった原因はいまいちわかりませんでしたが重いFusionと重なっていたり、レイヤーをかなり重ねていたので処理が重すぎたのかもしれません。どちらにしてもDaVinci Resolveのバグが原因と思われます。
他のプロジェクトでは普通に使えるので稀な現象として記憶することにします。
環境設定で変更したチェックは、普段おかしくなったときに気づきにくくなってしまうので設定を戻すことをおすすめします。
この他にも、ファイルとのリンクがきれている(メディアオフライン)ようなクリップがある場合も発生するようです。
また、キャッシュが残っている場合プレビュー上では問題なく進むこともあると思うので、一度キャッシュを削除するというのも試してみると良いです。
以上、トラブルシューティング備忘録でした!